Tier9 フランス 中戦車 Char Futur 4
フランスTier9コレクター中戦車である。本家からの入植車両のローダー没収の波を無事に受け、本車両も単発砲に変更されている(Blitzで再装填40秒だと隙が大きすぎるからね、仕方ないね)。
性能は単発砲となったことでLeopard prototyp Aと非常に似ており、あちらに比べてDPMや単発、貫通、照準拡散、最高速度、加速で劣るものの、榴弾火力、照準速度、俯角、後退速度、被弾面積、クレジット係数で勝る。Leopardのような車両を得意としている人には良いクレ稼ぎ車両となるだろう。
加えて、本車には特殊能力「クイック発見解除」が実装されている。
v10.6.0 | ・特殊メカニズムに「クイック発見解除」を追加 ・視認範囲を 255 m から 260 m に拡大 ・車輌の重量が27.11tから30.31tに増加 (間接的に出力重量比が低下) |
直近90日の平均勝率:58.04%(2023年8月30日)現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
この車両の購入を検討している初心者の方へ
豚飯などの車両テクニックやマップ、味方の構成など基本的なことを把握できていないうちはこの車両を購入することをおすすめしない。
なぜなら購入(課金)したからといって勝ちやすくなるわけではないため、自分も勝てずにイライラするし、味方にも迷惑をかけてしまう。
購入するときは自分にとってふさわしいか、使いこなせるか否かをよく考えよう。
基本性能(v10.6.0)
※以下の数値は最終装備、搭乗員100%時の数値
車両名 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (hp) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (m/秒) | 重量 (t) | 超信地 旋回 | 射界 (度) | 隠蔽率 静止中/移動時/発砲時 (%) | 本体価格 (クレジット) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Char Futur 4 | IX | フランス | 中戦車 | 1600 | 60/25/20 | 60/22 | 30.31 | 可 | 全周 | 00.0/00.0/00.0 | 0,000,000 |
主砲
Tier | 名称 | 装填時間 (秒) | 発射速度 (発/分) | 弾種 | 平均 ダメージ (hp) | 平均貫通力 (mm) | DPM (hp/分) | 弾速 (m/秒) | 着弾分布 (m) | 照準時間 (秒) | 仰俯角 (度) | 総弾数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
IX | 105 mm D. 1504-4-1 | 7.38 | 8.13 | APCR HEAT HE | 340 290 450 | 244 290 55 | 2763 2357 3657 | 1120 980 820 | 0.316 | 1.73 | +15°/-7° | 00 |
※「着弾分布」:100mでの着弾分布。
※「照準時間」:照準円が最大まで広がった状態から、3分の1の大きさへ収束するまでにかかる時間。ゲーム内では最小の大きさへ収束するまでにかかる時間が表示されています。
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 旋回速度 (度/秒) | 視認範囲 (m) |
---|---|---|---|---|
IX | Projet 4-1 | 70/50/30 | 37.55 | 260 |
エンジン
Tier | 名称 | 出力 (馬力) |
---|---|---|
IX | E-9 | 620 |
履帯
Tier | 名称 | 旋回速度 (度/秒) |
---|---|---|
IX | Projet 4-1 | 47.98 |
解説
性能はLeopard prototyp Aと似ている。後部砲塔の分立ち回りはやや異なるが、本車両の購入前にあちらに乗ってどんな乗り心地か体験してみると良いだろう。
車体
正面は実質60~65mm厚であり大口径榴弾やHESHでなければ抜かれない。車体正面上部は80°のきつい傾斜がかかっているが、素の装甲厚が25mmしかないため3倍ルールで強制跳弾せず抜かれる(傾斜込みの装甲厚は150mm)。なお、正面から見える履帯上の構造物はただの空間装甲で当たり判定は無い。
側面と背面はそれぞれ25mm、20mmの垂直装甲でペラッペラである。なお、履帯上のカバーと後部のラックには5mmの空間装甲判定があり、榴弾はここで吸収できる(ただし履帯上のカバーは前方の方が欠けている)。また、この当たり判定の無いラックは後ろに大きくはみ出しているので、後ろ向きに出てこれだけを見せることで相手のラックへのミスショットを誘うことも出来る。逆にこれをやられた場合は釣られずにしっかりと車体を撃とう。
砲塔
上部は60mmの垂直装甲であり中戦車の榴弾ならなんとか防げる所。砲身横の出っ張りは20mmしか無いが、かなり小さいためよほど近距離戦でもない限り心配はいらないだろう。
一方、下部と左右の切り欠きはそれぞれ傾斜込みで100mm~110mm程と上部よりはマシなものの、HESHには抜かれてしまう。
側面は全体的に50mmは確保されているものの垂直に刺されば自身の榴弾でも抜けてしまう。特に砲身の根本は15mmと極薄である。
背面は言わずもがな薄く大部分が30mmとペラッペラである(一応60mm厚の箇所も少しある)。
さて、装甲厚は悲惨で跳弾はまず見込めないが、この戦車には別の防御方法がある。それは被弾面積の小ささだ。正確には砲塔自体はまあまあの大きさなのだが、この戦車は無人砲塔ゆえ主砲が天板近くに設置されている。なので、ギリギリ自分が敵を撃てる分だけ砲塔を出せば被弾面積を大幅に抑えることが出来るのである。近距離ではまだ狙えるが、中遠距離からこれをやられたら当てるのは絶望的だろう。この小技はぜひとも頭に入れておきたい。
主砲
- 105 mm D. 1504-4-1
本家とは違って単発砲である。
単発火力は340で、DPMは最大で3146と高い。フランス戦車にしては珍しく、榴弾の火力は450と伸びが良い。貫通力こそ55mmと平凡だが、榴弾貫通は積極的に狙っていきたい。その他弾種の貫通力は通常弾で244mm、課金弾で290mmと優れている。ただ、通常弾はAPCRで標準化が弱いため実質的には中くらいである。
精度はLeopard prototyp Aと並んで同格中戦車トップの値。照準速度ではLeopard prototyp Aを抜いおり、こちらも優れている。ただし移動時及び車体旋回時の照準拡散はかなり悪く、咄嗟撃ちや走り撃ちは苦手である。
俯角は-7°とそこそこだが、仰角は揺動砲塔の宿命で15°と少ない。
弾速は通常弾こそまあまあの値が確保されているが、HEATや榴弾は遅めである。気になる人は拡張パーツ強装薬を搭載しよう。
総じて、装甲が無いだけあって主砲は基本的にどの性能も優れているので、悪めの照準拡散をどう克服するかにかかっていると言えよう。
機動性
最高速は60km/hで後退速度も22km/hと速い。加速力は以前は優れていたが、ver.10.6.0にて車重が27.11tから30.31tに増加したことで出力重量比が低下してしまい、現在はStandard B並の加速力になっている。それでも平均レベルの加速力は確保されているが留意したい。
車体旋回性能は同格中戦車の中でも悪めの部類であるのでその点にもやや注意が必要。砲塔旋回速度は平均的。
その他
本家と同じく隠蔽率は高い。また、ネックだった視界が260mまで増加し平均以上に引き上げられ、さらに特殊メカニズムのクイック発見解除も追加されためスポットされたとしても動きやすく、偵察能力は同格中戦車トップクラスと言えよう。
さてこの戦車には特殊メカニズム『クイック発見解除』が搭載されている。このメカニズムの特性は以下のとおりである。
1.自身を発見した敵から隠蔽状態になると通常ではスポットが切れるまで10秒かかる所、7秒でスポットを切ることが出来る。
これにより敵に位置を知られている時間が短くなり、自ずと被ダメージのリスクを抑えることができる。なお、ソ連軽戦車などが搭載している「追跡弾」が命中した場合でも、同様に発見解除までの時間が短縮される。その場合、発見解除に要する時間は 20 秒ではなく 17 秒となる。
2.自車輌を発見した敵車輌の上部に、下のような赤い目のアイコンが即時に表示されるようになる。
通常は、自車輌が発見されて数秒後にそれを知らせる通常の電球アイコンが表示されるが、この目のアイコンは即座に表示されるため、
他の戦車と比べて圧倒的にヘイト管理がし易い仕様となっている。
この仕様により、敵のどの車輌が自車輌を発見したかを常に把握することができるため、その視認範囲から逃れることも容易になるだろう。
車重は27.11tでダントツでTier9MT最軽量だった。30.31tに増加して少しはマシになったがやはり同格MT最軽量であることは変わりない。したがって体当たりは厳禁で、重量級の戦車が体当たりを試みていないか、常に周囲を警戒したい。
立ち回り方
装甲がペラッペラなので敵に撃たれない立ち回りが必要である。とは言っても照準拡散は悪いので、走り撃ちは厳しい。射撃の際は置きエイムをするか、安全であれば一旦止まってから行うのが良い。
そして前述した特殊な主砲位置により、砲身だけを出し被弾面積を抑えたハルダウンは非常に効果的である。また、後部砲塔なので同じく被弾面積を抑えるため、飛び出し撃ちはなるべく後ろ向きで行いたい。
総論
走攻守の内、守を徹底的に削って走攻に振った典型的な紙装甲中戦車である。それゆえに玄人向けなのは間違いない。しかも同じコンセプトのドイツLeopard 1ルートと違い、後部砲塔でしかも移動・旋回時拡散が悪いためあちらよりピーキーな性能に仕上がっている。とは言え、課金戦車でクレジット優遇があるので、Leopard 1のような戦車でクレジット稼ぎをしたい人にはうってつけの戦車だろう。
特徴
長所
- 特殊メカニズムのクイック発見解除を搭載
- 優れた隠蔽率と視認範囲
- 主砲の付け根が天板スレスレ
- 優れた最高速度及び後退速度
- 高いDPM(最大3146)
- 優れた課金弾貫通力
- 同格中戦車トップタイの精度
- 優れた照準速度
- 非常に伸びの良い榴弾火力
- クレジット優遇あり
短所
- 紙装甲
- 低い体力
- 悪い移動・旋回時の照準拡散
- 装甲を考えると物足りない加速力
- 悪めの車体旋回速度
- 揺動砲塔ゆえの足りない仰角(+15°)
- 人を選ぶ後部砲塔
歴史背景
[本家wotより]
1977年、フランスで新戦車の開発の一環としてProject 4を含む複数のデザインが検討されましたが、試作車輌はひとつも製造されませんでした。しかし、これらの開発の延長線上に、フランスの主力戦車Leclercがあります。
コメント
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
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- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
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